もうひとりの男



斎藤さんたち※とともに我が家にやってきたもうひとりの男がいる。


彼には唯一にして最大の欠点があった。


それはね






立とうとしても





こけてしまうこと。





そんな彼だったが




ある日気付いた。








「あ・・・ここなら立てる。」







以来彼はここで暮らしている。


めでたしめでたし・・・


★おしまい★

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